4.健康的な室内環境をつくる換気システム

低消費電力で信頼性が高い
第3種換気システムを独自改良

 

換気には、自然給気・機械排気の第3種換気システム、機械給気・機械排気で給気する外気と排気する室内空気とで熱交換も行う第1種換気システム、機械給気・自然排気の第2種換気システム、室内・室外の温度差と風を動力とするパッシブ換気システムなどがあります。

これらの換気方式のうち、北海道での実績が多く、低消費電力でメンテナンスの手間もあまりかからない第3種換気システムを独自に改良して採用。北見のように冬の寒さが厳しい地域では、外の空気を直接室内に入れてしまうと、寒くて不快に感じることもあるため、断熱した床下空間を利用して温水パイプからの熱で外の空気を温めるとともに、木炭で浄化してから室内に供給する仕組みとしています 。

外の空気は布基礎にある給気口から床下空間に入り、土間コンクリートに埋設した温水パイプから発生する熱で温められ、マイナスイオンを発生し、リラクゼーション効果や脱臭・調湿作用があると言われる木炭と室内への送風ファンが入ったボックスを通って室内に供給されます。室内の汚染空気は一般的な第3種換気システムと同じく、各部屋の排気グリルから排気ファンへ送られ屋外へ排出される仕組みとなっており、1年を通じて健康・快適な空気環境を提供します

 

独自の第3種換気システムのイメージ

 

床下に入れた新鮮外気を温水パイプで
加温し、室内給気時の冷気感を解消


 

木炭で温めた空気を木炭で浄化し室内に給気